【自然素材の家「無添加住宅」はここが面白い!】呼吸するフローリング

2020年12月5日

こんにちは。もくもく村の坂本です。

今回は、住宅総合展示場もくもく村の中の、見えないところまで自然素材で作る「無添加住宅」の特徴のうち、フロア材についてお話しします。

一般に聞くフローリング材は、複合フローリングと言い、合板の台板の上に数ミリ厚の単板を貼ったもので、接着材で固定されているので狂いが生じにくいのが特徴です。

この写真は、もくもく村の展示場に置いているサンプル材です。
表面はピカピカ、傷もつきにくく、パネル状になっているものも多いので、施工もスムーズで効率も良いです。

一方で、きりんホームで建てる無添加住宅では、標準仕様の床材はパインの無垢材を使用します。

オークやウォルナット等に比べ、柔らかく、温かみのある足(肌)ざわりです。
無垢材の中でも柔らかい分、季節による湿度の変化に敏感で、夏は湿気を吸って膨張し、冬場の乾季には乾燥して収縮するため、季節によってフローリングの間が微妙に空いたり閉じたりします。

湿気を吸ってくれるので、足の裏がペタペタとくっつくような感じは無く、さらっとした肌触りも特徴の一つです。
バスマットで足を拭いてくれない我が家の娘っ子達が、塗れたまま脱衣所でじゃれてても、いつの間にか足裏の水分を吸い取ってくれます。
(そのうち染みになりそうですが)

また、柔らかいので傷がつきやすいですが、柔らかい木は復元力もあるので、結構元に戻せたりします。
無垢のフローリング材のメンテナンス方法については、別に取り上げてご紹介しようと思います。

きりんホームの大工たちは、そんな特徴を良く知っていて、季節に合わせた施工をしています。
一枚一枚、節や年輪の入り方が異なるので、模様も違えば反り方も違うため、それぞれの素性を見て並べていきます。


↑写真の右下に映っているのがフローリングの下地材ですが、この材も無垢材を使っています。
合板を貼れば楽に早く仕上がるのですが、見えなくなるところも自然素材で作るのが、きりんホームの無添加住宅。


こうして貼り終えたフローリングです。


天井や壁は漆喰で、床は無垢材で仕上がるので、建物全体で呼吸するようになります。
展示場を見学された方の多くは、空気感が違うと感じて下さるようです。

呼吸する自然素材の家に興味を持たれましたら、ぜひ、住宅総合展示場もくもく村のきりんホームも見学し、体感してみてください。

■千葉で建てる自然素材の家 きりんホーム
https://www.kirinhome.co.jp/

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