風水で理想の間取り その1:東のエネルギーからパワーをもらう
2022年02月08日
「伴天風水」創設者の山根維随です。
風水を用いて家を建てる際、方角によってもエネルギーの違いがあるということをお伝えしています。
1番良いとされるのは東のエネルギーです。
東は朝日が昇ってくる方角です。
朝日のエネルギーというのは、私たちにとってすごくいいものなんです。
従って、東の方向に玄関を持ってくるといいエネルギーが入りやすい家になります。
もし真東に作るのが無理な場合には、東寄りに作ります。
これでも十分エネルギーを取り入れやすくなるので、玄関の向きにはぜひ注意を払いましょう。
朝日とは逆に、夕日はよくありません。
実は夕日のエネルギーというのはマイナスのエネルギーで、同じ太陽であっても違うのです。
夕景を見ながらぼんやりするのが好きな方も多くいらっしゃいますが、夕日を浴びすぎるのはあまり良くないことなんです。
私の家の近くに市の霊園があって、桜が四方を取り囲み、4月の花見にはいち時屋台が出ていた程美しいのですが、東エネルギーが入る南北と西は桜もより美しく早く咲くのに、朝日があまり当たらない東側の桜は、 少し霞んで美しくなく、咲くのも遅いのです。
こういうことは昔の人たちにとっては当たり前のことで、みんなが自然に身に着け子に伝えていました。
例えば窓の開け方ですが、やはり玄関と同じようにエネルギーの高い東の方角に多く開けるのがいいわけです。反対に北や西は小さくします。
そうすると、良いエネルギーが家の中にこもりやすいのです。
昔の人はこれを自然に行っていました。
知らず知らずのうちに、日当たりという言葉に置き換えてきたの窓は小さくしてきた風を防ぎ、西日は嫌っていました。
これは自然に強いエネルギーを取り入れ、弱いエネルギーを入れないようにしていたのです。
西は逆に閉じるぐらいの気持ちで、窓の小さいものを作って風通しに利用するぐらいにしておくのがおすすめのやり方です。
以前、お客様の中に、
うちは西の窓はタンスを置いて塞いじゃっているんですが、 これはいけないことですか?
とおっしゃる方がいたのですが、これでもいいのです。
とにかく西日は基本的に入れないことです。
木がうっそうとしている家も陰気になりますね。
同じく西日が強くて東に窓がないという家は陰気になります。
特にこういう家は男性によくありません。
女性よりも男性に悪く出るのです。
昭和60年4月、環境保全業を立ち上げると、日本でも住環境が注目されるようになり、私は意を決して「もくもく村」を創設しました。健康な生活は住まいからという信念で、当時問題となっていた「シックハウス症候群」を一切排除しようと立ち上がったのです。
元来、日本には春、夏、秋、冬という季節に合わせた先人たちの住まいの工夫がありました。今では生活が便利さを追求するあまり、私たちの身の回りには化学物質があふれ、かつてはなかったような病気に悩まされています。それは私たちの生活の基盤である「住まい」にまで及んでいます。
新築、リフォーム、転居などで、住宅に使用されるホルムアルデヒドなどの化学物質によって引き起こされるアレルギー症状が、今でも私たち、子どもたちを脅かしています。安価で便利な化学物質を使用した工業製品による健康被害をどう解決していくべきかという問題は深刻なのです。
私は、日本の四季に合った、住まう地域に合わせた先人たちの住まいの知恵を取り入れた家づくりに注目しました。森に囲まれた自然環境と暮らしの展示場「もくもく村」を開設したのは、私のそんな思いからなのです。
ご来村された皆さんに、「健康で幸せな家族」になるためには「安心できる家」があってこそ、という思いを共有していただきたいからです。そのために、行っているのが有害な化学物質を一切排除し、工務店では不可能に近いといわれる「完全無添加住宅」のご提案です。
風水デザイン設計で細部までこだわるゆえに、柱の数の多さは、他社と比べてはるかに多い。どこまでも妥協しない家づくりです。住む家族みんなが自然素材の持つエネルギーにつつまれて、心身そのものが本来の健やかさを取り戻します。
さらに「水や木にも心が宿る」言霊を信じている私にとって、住まうご家族のことを思う心を一本一本、新築の木々に念願することによってご家族をお守りすることができることを強く信じております。
このことは科学的根拠という領域をはるかに超えた、哲学的な直観領域です。その直感力を高めてくれるのが「私たちはおおいなる命の循環の中に在る」ということを常に感じさせてくれるこの地の大自然です。
「もくもく村」は、大地の匂いのする家づくりを皆様にご体感していただける唯一の森の中の総合展示場となっています。