森の総合住宅展示場「もくもく村」の歴史について
2022年01月03日
「伴天風水」創設者の山根維随です。
私は、もくもく村に訪問された方から「もくもく村の歴史」について、尋ねられる事があります。
そんな時は「理念」にも近い「もくもく村の歴史」についてお話をします。
【もくもく村の歴史(ヒストリー)】
私たちは、今から22年前にこの地にやってきました。
その時ここは「産業廃棄物」に覆われた土地でした。
それを全部取りのぞいて「炭」を大量に地中に撒いたのです。
すると、ある日、なんと「モグラ」が出てきました。
モグラがいるという事は地下に「ミミズ」がいて、生態系ができあがったと言うことなんです。
その時から22年かかって、この地に豊かな自然が蘇りました。
ここは壮大な設計のもと開発されたわけでもなく、大きな投資があったわけでもない。
ただ「想い」「想い」「想い」それだけでした。
今では、おかげさまで、多くの棟数を建てられるようになりました。
けど、創業から変わらないものがあります。
目に見えないものこそが本質、という考え方。
そして我々も自然界の一部という事実。
自然から離れたら身体も心も健康になれない。
だから、私たちは自然と共生しながら、この地で家づくりをしているのです。
取材元:株式会社アンジコア経営者様よりヒアリング作成
もくもく村のスタッフは、今日も、この豊かな自然の中で、「自然と共生する家」をつくり続けています。
興味を持たれた方は「もくもく村」にお立ち寄りください。
「漆喰と無垢のモデルハウス」をゆっくりと、ご覧いただけます。
昭和60年4月、環境保全業を立ち上げると、日本でも住環境が注目されるようになり、私は意を決して「もくもく村」を創設しました。健康な生活は住まいからという信念で、当時問題となっていた「シックハウス症候群」を一切排除しようと立ち上がったのです。
元来、日本には春、夏、秋、冬という季節に合わせた先人たちの住まいの工夫がありました。今では生活が便利さを追求するあまり、私たちの身の回りには化学物質があふれ、かつてはなかったような病気に悩まされています。それは私たちの生活の基盤である「住まい」にまで及んでいます。
新築、リフォーム、転居などで、住宅に使用されるホルムアルデヒドなどの化学物質によって引き起こされるアレルギー症状が、今でも私たち、子どもたちを脅かしています。安価で便利な化学物質を使用した工業製品による健康被害をどう解決していくべきかという問題は深刻なのです。
私は、日本の四季に合った、住まう地域に合わせた先人たちの住まいの知恵を取り入れた家づくりに注目しました。森に囲まれた自然環境と暮らしの展示場「もくもく村」を開設したのは、私のそんな思いからなのです。
ご来村された皆さんに、「健康で幸せな家族」になるためには「安心できる家」があってこそ、という思いを共有していただきたいからです。そのために、行っているのが有害な化学物質を一切排除し、工務店では不可能に近いといわれる「完全無添加住宅」のご提案です。
風水デザイン設計で細部までこだわるゆえに、柱の数の多さは、他社と比べてはるかに多い。どこまでも妥協しない家づくりです。住む家族みんなが自然素材の持つエネルギーにつつまれて、心身そのものが本来の健やかさを取り戻します。
さらに「水や木にも心が宿る」言霊を信じている私にとって、住まうご家族のことを思う心を一本一本、新築の木々に念願することによってご家族をお守りすることができることを強く信じております。
このことは科学的根拠という領域をはるかに超えた、哲学的な直観領域です。その直感力を高めてくれるのが「私たちはおおいなる命の循環の中に在る」ということを常に感じさせてくれるこの地の大自然です。
「もくもく村」は、大地の匂いのする家づくりを皆様にご体感していただける唯一の森の中の総合展示場となっています。