山根一純の「伴天風水」デザインで
たてる住宅

はじめての人にもわかる「無垢材」の家

2023年11月24日

「伴天風水」創設者の山根維随です。

はじめての方にもわかる住宅に使用される「無垢材」についてまとめました。

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「無垢材」とは、木をそのままの状態で利用する方法です。

木材を加工するときに表面を削ったり処理を施さないで、そのままの自然な状態で使います。

これにより、木の自然な風合いや質感が残り、使い込むほどに味わいが増します。

木造住宅はほとんど無垢材の家になります。
多くの木造住宅が集成材と加工材を多用しています。 

無垢材の家のメリットは湿度が保たれるということです。

無垢材は人が呼吸をするように、湿気が多ければ、木がそれを吸い込み、乾燥していれば木の湿気がそれを吐き出します。

つまり、無垢材の家は部屋の湿度や外気に応じて、室内の湿度を調節する機能があるのです。

また、無垢材の家には蓄熱作用があり、部屋の湿度を保つことに役立ちます。

そして、安心して健康で長生きできる環境を得るために、木材選びというものが改めてとても重要だと気づかされます。

無垢材の家は一度暖まると冷えにくく、一年中快適に過ごせます。

このように、無垢の木は家具や床などに使われ、独自の温かみや雰囲気をもたらします。

また、経年変化も楽しめる素材で、自然な美しさを重視する方に人気です。

無垢の木は独自の特徴を持っています。

・無垢の木は天然素材ならではの自然な風合いがあり、そのままの美しさが感じられます。

・経年変化は、時とともに無垢の木は変化し、使い込むことで独自のパターンや色合いが生まれ、味わい深さが増します。

・通気性と湿度調整についてですが、木材は通気性が高く、室内の湿度を調整しやすいため、快適な環境を促進します。

・修理可能性は、傷がついた場合でも簡単に研磨や修理が可能で、長寿命な素材とされています。

・異なる木材の種類は、無垢の木にはさまざまな種類があり、異なる木目や硬さを持つため、デザインの幅が広がります。

・環境への配慮は、天然素材を使用することで、環境に優しく、エコフレンドリーな選択となります。

・資産価値向上ついては、無垢の木を使用することは高品質であり、住宅の資産価値を向上させる要素となります。

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無垢の家のメリットにはいくつかあります。

まず、天然の木材を使用しているため、環境に優しく、自然の風合いが感じられます。

また、木材が通気性に優れているため、室内の湿度を調整しやすくなります。

さらに、木の特徴が表れた美しい質感があります。

無垢の床や家具は、経年変化によって味わい深さが増し、個性的な空間を作り出すことができます。

さらに、美しい質感があるため、木の模様や色合いが美しく、経年変化によって味わい深さが増します。

また、修理やリフレッシュが可能です。
傷がついた場合でも、簡単に修理やリフレッシュができることがあります。

無垢のフローリングは、天然の木材を一枚板で床に使用するものです。これにはいくつかの特徴があります。

・自然な美しさは、無垢のフローリングは天然の木材を使用しており、その自然な美しさが空間に温かみを与えます。

・快適な足触りは、木材が床暖房との相性が良く、快適な足触りを提供します。

・耐久性と長寿命があります。
正しいメンテナンスが行われれば、無垢のフローリングは非常に耐久性があり、長寿命です。

・環境に優しいのは、天然素材を使用することで、環境への負荷が低く、持続可能な選択となります。

・バリエーション豊富なデザインもあります。
多種多様な木材が利用可能で、異なる色合いや木目のデザインを選ぶことができます。

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もくもく村では、すべての部屋で無添加の漆喰を使用し、安全な「完全無添加」の家を作り上げます。

以上がはじめての方にもわかる住宅に使用される「無垢材」についてになります。
是非参考にしてみてください。

もっと詳しくお知りになりたい方は、もくもく村のモデルハウスの見学会にご参加ください。

https://www.mokumoku-mura.com/reservation/

この記事の執筆者

山根 一純

もくもく村創始者
NPO法人 幸せな家づくり
研究会理事長

山根 一純やまね いずみ

昭和60年4月、環境保全業を立ち上げると、日本でも住環境が注目されるようになり、私は意を決して「もくもく村」を創設しました。健康な生活は住まいからという信念で、当時問題となっていた「シックハウス症候群」を一切排除しようと立ち上がったのです。

元来、日本には春、夏、秋、冬という季節に合わせた先人たちの住まいの工夫がありました。今では生活が便利さを追求するあまり、私たちの身の回りには化学物質があふれ、かつてはなかったような病気に悩まされています。それは私たちの生活の基盤である「住まい」にまで及んでいます。

新築、リフォーム、転居などで、住宅に使用されるホルムアルデヒドなどの化学物質によって引き起こされるアレルギー症状が、今でも私たち、子どもたちを脅かしています。安価で便利な化学物質を使用した工業製品による健康被害をどう解決していくべきかという問題は深刻なのです。

私は、日本の四季に合った、住まう地域に合わせた先人たちの住まいの知恵を取り入れた家づくりに注目しました。森に囲まれた自然環境と暮らしの展示場「もくもく村」を開設したのは、私のそんな思いからなのです。

ご来村された皆さんに、「健康で幸せな家族」になるためには「安心できる家」があってこそ、という思いを共有していただきたいからです。そのために、行っているのが有害な化学物質を一切排除し、工務店では不可能に近いといわれる「完全無添加住宅」のご提案です。

風水デザイン設計で細部までこだわるゆえに、柱の数の多さは、他社と比べてはるかに多い。どこまでも妥協しない家づくりです。住む家族みんなが自然素材の持つエネルギーにつつまれて、心身そのものが本来の健やかさを取り戻します。

さらに「水や木にも心が宿る」言霊を信じている私にとって、住まうご家族のことを思う心を一本一本、新築の木々に念願することによってご家族をお守りすることができることを強く信じております。

このことは科学的根拠という領域をはるかに超えた、哲学的な直観領域です。その直感力を高めてくれるのが「私たちはおおいなる命の循環の中に在る」ということを常に感じさせてくれるこの地の大自然です。

「もくもく村」は、大地の匂いのする家づくりを皆様にご体感していただける唯一の森の中の総合展示場となっています。