山根一純の「伴天風水」デザインで
たてる住宅

無垢の家で暮らす9つのメリット

2024年03月18日

「伴天風水」創設者の山根維随です。

無垢の家で暮らす9つのメリットを説明します。

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天然の木材のことを「無垢材」といいます。

無垢材は、天然木の持つ自然な風合いが魅力で、フローリングにも人気の高い素材です。

合板や集成材のように張り合わせた人工的な材料ではなく、丸太から切り出した自然の木そのままの材のことです。

無垢を最大限に活かした家は、近年の健康への意識の高まりからますます注目されています。

無垢の家で暮らすメリットは、機能性から身体の健康面、環境面と多岐にわたります。

機能性に関しては、湿度の調節機能があります。

湿気を吸収し、乾燥すれば湿気を放出します。

これにより、湿度の高い梅雨も乾燥しがちな冬も気持ち良く過ごせます。

また、蓄熱作用もあるため、一度暖まった家は冷えにくいため、快適な室内環境が保たれます。

このような機能性だけでなく、無垢材の内装は美しい木目と暖かい雰囲気で住む人に安らぎを与えてくれます。

そして、リラックス効果のある香りや肌触りがいい天然木には、消臭・抗菌効果もあるため、小さなお子様やペットのいる家庭でも人気なのです。

まず、無垢の木材は自然素材であり、健康に良い空間を創出します。

木材から発生する揮発性有機化合物の放出が少ないため、アレルギー反応や呼吸器系の問題を軽減する助けとなります。

家の内部に無垢材を取り入れることで、居住者の健康と快適性を向上させることができます。

また、無垢の木材は断熱性にも優れています。

冬場には暖かさを保ち、夏場には涼しさを提供し、エネルギー効率の良い居住空間を実現します。

さらに、無垢の家は耐久性が高く、適切な管理が行われれば長期間にわたって使えます。

木材は適切に乾燥させることで、腐敗や虫害のリスクを軽減し、家の寿命を延ばすことができます。

また、無垢の木材は美しい風合いを持ち、年月が経つにつれて独特の味わいを増していきます。

家の内部に自然素材を使用することで、暖かみのある雰囲気を演出し、居住者に心地よい空間を提供します。

さらに、無垢の木材は音を吸収しやすい性質があります。

家の内部に響く音を吸収することで、静かで落ち着いた居住空間を実現し、居住者のストレスを軽減することができます。

そして、無垢の木材は環境にやさしい建材です。再生可能な資源であるため、森林資源の保護に貢献し、持続可能な生活を実現することができます。

最後に、無垢の家はデザインの柔軟性が高く、自然な温かみや居心地の良さを演出することができます。

無垢の家で生活するメリットは以下の通りです。

1.健康に優しい環境
無垢の木材は自然素材であり、揮発性有機化合物の放出が少ないため、健康に良い居住環境を提供します。

2.断熱性に優れる
木材は断熱性が高く、冬は暖かく、夏は涼しい居住空間を保つことができます。

3.耐久性が高い
適切な管理が行われれば、無垢の木材は長期間にわたって使えるため、耐久性が高いと言えます。

4.経年変化による美しい風合い
木材は年月が経つにつれて美しい風合いを増していきます。

5.音を吸収する
木材は音を吸収しやすい性質があり、静かで落ち着いた居住空間を提供します。

6.環境にやさしい
再生可能な資源であるため、森林資源の保護に貢献し、持続可能な生活を実現します。

7.柔軟なデザイン
無垢の木材はデザインの柔軟性が高く、自然な温かみや居心地の良さを演出することができます。

8.リラックス効果
自然素材がもたらす心地よさや温もりは、リラックスやストレス軽減に効果的です。

9.独自の個性の創出
同じ素材でも、木の風合いや模様はそれぞれ異なります。
そのため、無垢の家は独自の個性を持ち、居住者にとって特別な場所となります。

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無垢の家では、暮らしやすさはもちろん、年々深みが増す木材の経年変化が楽しめます。

経年変化により、無垢の家独特の風合いや色合いが生まれます。

また、無垢の木材は傷や凹みが付きやすい印象がありますが、日常の使用によって生じたキズや変色も趣の一つとして味わい深く馴染みやすいのも魅力です。

暮らしていくごとに魅力が増していく無垢の家は、家族の思い出や時間の経過を物語るような美しさを備えていることでしょう。

さらに、無垢は身体に有害な化学物質を使わず、建築する健康で安全な家です。

漆喰と無垢の木で建てた住宅の心地よさを、実際に見て、触って五感で感じることができます。

以上が無垢の家で暮らす9つのメリットになります。

もっと詳しくお知りになりたい方は、もくもく村のモデルハウスの見学会にご参加ください。
https://www.mokumoku-mura.com/reservation/

この記事の執筆者

山根 一純

もくもく村創始者
NPO法人 幸せな家づくり
研究会理事長

山根 一純やまね いずみ

昭和60年4月、環境保全業を立ち上げると、日本でも住環境が注目されるようになり、私は意を決して「もくもく村」を創設しました。健康な生活は住まいからという信念で、当時問題となっていた「シックハウス症候群」を一切排除しようと立ち上がったのです。

元来、日本には春、夏、秋、冬という季節に合わせた先人たちの住まいの工夫がありました。今では生活が便利さを追求するあまり、私たちの身の回りには化学物質があふれ、かつてはなかったような病気に悩まされています。それは私たちの生活の基盤である「住まい」にまで及んでいます。

新築、リフォーム、転居などで、住宅に使用されるホルムアルデヒドなどの化学物質によって引き起こされるアレルギー症状が、今でも私たち、子どもたちを脅かしています。安価で便利な化学物質を使用した工業製品による健康被害をどう解決していくべきかという問題は深刻なのです。

私は、日本の四季に合った、住まう地域に合わせた先人たちの住まいの知恵を取り入れた家づくりに注目しました。森に囲まれた自然環境と暮らしの展示場「もくもく村」を開設したのは、私のそんな思いからなのです。

ご来村された皆さんに、「健康で幸せな家族」になるためには「安心できる家」があってこそ、という思いを共有していただきたいからです。そのために、行っているのが有害な化学物質を一切排除し、工務店では不可能に近いといわれる「完全無添加住宅」のご提案です。

風水デザイン設計で細部までこだわるゆえに、柱の数の多さは、他社と比べてはるかに多い。どこまでも妥協しない家づくりです。住む家族みんなが自然素材の持つエネルギーにつつまれて、心身そのものが本来の健やかさを取り戻します。

さらに「水や木にも心が宿る」言霊を信じている私にとって、住まうご家族のことを思う心を一本一本、新築の木々に念願することによってご家族をお守りすることができることを強く信じております。

このことは科学的根拠という領域をはるかに超えた、哲学的な直観領域です。その直感力を高めてくれるのが「私たちはおおいなる命の循環の中に在る」ということを常に感じさせてくれるこの地の大自然です。

「もくもく村」は、大地の匂いのする家づくりを皆様にご体感していただける唯一の森の中の総合展示場となっています。