山根一純の「伴天風水」デザインで
たてる住宅

「無垢材」のフローリングを選ぶときの5つのポイント

2024年04月13日

「伴天風水」創設者の山根維随です。
無垢材のフローリングについてまとめました。

無垢材のフローリングは、天然木の一枚板を使って作られる床材です。
このタイプのフローリングは、その美しさや耐久性、そして自然な風合いで人気があります。

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ちなみに、一般に聞くフローリング材は、複合フローリングと言い、合板の台板の上に数ミリ厚の単板を貼ったもので、接着材で固定されているので狂いが生じにくいのが特徴です。

話を戻し、無垢材のフローリングの特徴について説明します。
この種類のフローリングは、一枚板の天然木から作られており、木目や色合いが豊かで、部屋に温かみや風格を与えます。
また、無垢材は表面に凹凸があり、足触りが心地よいという特徴もあります。
さらに、無垢材は繰り返し研磨や再塗装が可能であり、長期間の使用に耐える耐久性があります。

次に、無垢材のフローリングのメンテナンスについてお話しします。
無垢材のフローリングは、定期的なお手入れが必要です。
掃除は定期的に行い、床に付着した埃や汚れを取り除きます。
また、適切な木材用のクリーナーや保護剤を使用して、床を清潔で美しく保つことが重要です。
さらに、家具の移動などで床に傷がつくのを防ぐため、フェルトパッドを家具の足に取り付けるなどの対策も行います。

無垢材のフローリングの取り付けには専門の技術が必要です。
フローリングを施工する際には、床下地の調整やフローリングの適切な配置など、細かな作業が必要です。
また、無垢材は湿度や温度の変化に敏感なため、施工後も室内の環境管理が重要です。
湿度や温度の変化が大きい場所では、無垢材のフローリングを使用する際には特に注意が必要です。

最後に、無垢材のフローリングの価格について触れます。無垢材のフローリングは高級な床材として知られており、その価格も比較的高めです。天然木の一枚板を使っているため、材料費や施工費が高くなります。また、専門の技術が必要なため、施工費用も高くなることがあります。しかし、その美しさや耐久性から、多くの人々が無垢材のフローリングを選択しています。

また、無垢材のフローリングを選ぶときのポイントを5つ挙げます。

1.木材や塗装の種類
まず、どのような木材を選ぶかを考えます。代表的な種類にはオーク、マホガニー、ウォルナットなどがあります。
また、塗装のタイプによって日々のお手入れ方法やメンテナンス方法などは大きく変わります。
長く生活を共にするフローリング材だからこそ見た目だけではなく日々のお手入れも併せて理解しておくと良いでしょう。
各木材には独特の風合いや特性がありますので、自分の好みや部屋の雰囲気に合った木材を選びましょう。

2.木目や色合い
無垢材のフローリングは、天然木の特徴である木目や色合いが重要です。
木材の中には明るい色や暗い色、細かい木目や大きな木目などさまざまな特徴がありますので、実際に見て比較して選ぶと良いでしょう。

3.耐久性
床材として使われる無垢材は、耐久性が重要な要素です。
木材の硬さや耐摩耗性を確認し、日常的な使用に耐えられるものを選びましょう。
特に、家庭で子供やペットがいる場合は耐久性の高い木材を選ぶことが重要です。

4.仕上げ
無垢材のフローリングには、さまざまな仕上げがあります。
オイル仕上げ、ウレタン仕上げ、ワックス仕上げなどが一般的です。
それぞれの仕上げにはメリットとデメリットがありますので、自分のライフスタイルや好みに合った仕上げを選びましょう。

5.予算
最後に、予算も重要な要素です。
無垢材のフローリングは一般的に高価な傾向がありますので、予算内で最も満足できる材料を選ぶことが大切です。
また、材料費だけでなく施工費用やメンテナンス費用も考慮に入れておくと良いでしょう。

これらのポイントを考慮しながら、自分のニーズや好みに合った無垢材のフローリングを選ぶと良いでしょう。

以上が、無垢材のフローリングについての概要です。

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無垢材のフローリングは美しさや耐久性、そして適切なメンテナンスが、長期間にわたって快適な暮らしを支えてくれるでしょう。

もくもく村では、すべての部屋で無添加の漆喰を使用し、安全な「完全無添加」の家を作り上げます。

さらに、漆喰+無垢+コーラルストーンで華のある明るい居住空間を実現することもできます。

もっと詳しくお知りになりたい方は、もくもく村のモデルハウスの見学会にご参加ください。
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この記事の執筆者

山根 一純

もくもく村創始者
NPO法人 幸せな家づくり
研究会理事長

山根 一純やまね いずみ

昭和60年4月、環境保全業を立ち上げると、日本でも住環境が注目されるようになり、私は意を決して「もくもく村」を創設しました。健康な生活は住まいからという信念で、当時問題となっていた「シックハウス症候群」を一切排除しようと立ち上がったのです。

元来、日本には春、夏、秋、冬という季節に合わせた先人たちの住まいの工夫がありました。今では生活が便利さを追求するあまり、私たちの身の回りには化学物質があふれ、かつてはなかったような病気に悩まされています。それは私たちの生活の基盤である「住まい」にまで及んでいます。

新築、リフォーム、転居などで、住宅に使用されるホルムアルデヒドなどの化学物質によって引き起こされるアレルギー症状が、今でも私たち、子どもたちを脅かしています。安価で便利な化学物質を使用した工業製品による健康被害をどう解決していくべきかという問題は深刻なのです。

私は、日本の四季に合った、住まう地域に合わせた先人たちの住まいの知恵を取り入れた家づくりに注目しました。森に囲まれた自然環境と暮らしの展示場「もくもく村」を開設したのは、私のそんな思いからなのです。

ご来村された皆さんに、「健康で幸せな家族」になるためには「安心できる家」があってこそ、という思いを共有していただきたいからです。そのために、行っているのが有害な化学物質を一切排除し、工務店では不可能に近いといわれる「完全無添加住宅」のご提案です。

風水デザイン設計で細部までこだわるゆえに、柱の数の多さは、他社と比べてはるかに多い。どこまでも妥協しない家づくりです。住む家族みんなが自然素材の持つエネルギーにつつまれて、心身そのものが本来の健やかさを取り戻します。

さらに「水や木にも心が宿る」言霊を信じている私にとって、住まうご家族のことを思う心を一本一本、新築の木々に念願することによってご家族をお守りすることができることを強く信じております。

このことは科学的根拠という領域をはるかに超えた、哲学的な直観領域です。その直感力を高めてくれるのが「私たちはおおいなる命の循環の中に在る」ということを常に感じさせてくれるこの地の大自然です。

「もくもく村」は、大地の匂いのする家づくりを皆様にご体感していただける唯一の森の中の総合展示場となっています。