仲間
池の鯉さん

もくもく村の構想が形になってきたとき、山の絞水で池を作り小さい川に見立て循環させることにしました。そこに小さい鯉を入れ水がきれいになるようにクレソンを植えました。しばらくすると7月には蛍が舞うようになりました。天然記念物のモリアオガエルまで棲むようになり、思わぬ産物に目をみはるばかりでした。
しかし、招かざる客「サギ」が朝方、小さい鯉を狙ってやって来ました。サギ対策に網をかぶせたり、自然界の天敵からいかに守るかの対策に右往左往したのですが大きくなると、もうサギはやってこなくなりました。
水が汚れたからと池の掃除をすると、必ず死んでしまう鯉がいたので、自然に任せることにしました。するとメダカやシジミやドジョウが自然発生してきたのです。3匹だけですが、創設時からいた鯉に名前がありました。鯉次郎、鯉太郎、鯉子ちゃんです。赤い模様がある子が鯉子ちゃんです。鯉子ちゃんが病気にかかって弱っていきました。何十年も一緒の池にいた鯉次郎はある日、鯉子ちゃんが(写真)ふわ~と横になって亡くなる寸前しっかりしろ、しっかりしろと鯉子ちゃんの体をツンツンとツンツンと動かすのです… 家族だったのですね…
もくもく村で、動物たちをお世話しながら、「家族」「命」「つながり」という本質的な生き方を感じました。また、本来は人間も動物と一緒に暮らす生き物であることに気づかされます。




