100%天然素材の断熱材

高断熱性能な炭化コルクは
スペースシャトルに
使われました。

炭化コルクはその名の通り、
コルク樫の表皮からできています。

数年後には再生するSDGSな素材。
コルクを型に入れ高温の蒸気加熱と
圧力を加えて再生します。

コルク自身の樹液で固化するため
接着剤を使用せず完成するのが
天然コルク100%の断熱材です。

炭化コルクイメージ1 炭化コルクイメージ2
  • 外壁断熱材

    炭化コルク仕様イメージ
  • 天井断熱材

    炭化コルク仕様イメージ
  • 床断熱材

    炭化コルク仕様イメージ

炭化コルクの特徴

断熱性能

1立方センチメートルあたり4000万個の空気を内包した微細な細胞から構成されている炭化コルクは、優れた断熱性能(0.038W/m・k)を持っております。また、炭化させる前のコルクは、スペースシャトルのエンジンノズルの断熱材としても使用されていました。

断熱性能イメージ
防音性能

炭化コルクには優れた防音性と吸音性があります。(1,000~2,000ヘルツの音を吸音)。また、衝撃吸収性により、音の振動を遮ります。これにより、従来の高断熱・高気密住宅の「音が響く」という弱点を解消します。

調湿性能

炭化することでコルクの気泡部分が開き、空気中の水分を吸収したり吐き出したりする性質を持つようになります。乾燥した冬、ジメジメした夏、この炭化コルクが湿気をコントロールします。

防虫性能

コルク樫の木は、虫から身を守るために忌避成分のあるスベリンという物質があり、虫やダニを寄せつけない住環境を作ります。

耐腐食性能

その名の通り炭化したコルクは、通気性、防虫性があり栄養分も無いので長く腐らず、その形状と弾力性を保ち、断熱性能を長期に渡り維持します。

エコロジーな天然素材コルク

コルク樫はポルトガル、スペイン、南フランス、北アフリカの地中海沿岸地域に群生しています。
木の寿命は150~200年ですが、これを伐採せず、羊の毛を刈るように丹念に樹皮だけを剥ぎ取ります。
コルク樫は再生力が強く9年の歳月を経てまた樹皮を再生します。
自然が育んだ大切な天然素材コルク。いつまでもその資源を大切に、緑豊かであることを願い利用されています。

羊の毛を刈るイメージ

炭化コルクができるまで

  • Step1

    樹皮をはぐイメージ
    コルク樫の樹皮を剥ぐ
  • Step2

    蒸し焼きにするイメージ
    蒸し焼きにする
  • Step3

    ブロック状にするイメージ
    ブロックの形に固める
  • Step4

    倉庫のイメージ
    倉庫に保管

商品にならないバージンコルクや、ワイン栓に使うコルクの残りなどを廃棄利用。
そのコルクを蒸し焼きにし、コルク自身の樹脂成分だけで固めます。
100%天然素材です。