山根一純の「伴天風水」デザインで
たてる住宅

風水設計において明堂とは

2023年03月31日

「伴天風水」創設者の山根維随です。

前回は、風水の間取りはリビングが中心【家庭円満になる2つのポイント】について、書きました。

今回は、「風水設計において明堂とは」というテーマで書いていきます。

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風水設計における明堂とは

風水には明堂(みんどう/めいどう)という考え方があります。

風水設計における明堂(みんどう/めいどう)とは、外から入ってくる"気"を一時的に留めて練り、"家"に適した形に変化させる場(空間)のことです。

面積が狭い土地の場合は、居住スペースを多く取ろうとして玄関と道路の距離が非常に近くなりがち。
ですが、それだと乱雑な気が玄関から家の中に入ってしまうので良くありません。
道路はいろんな人が行き交い、乱雑な気が満ちているところです。

そんな道路と、気の入り口である玄関が近いというのは、乱雑な気が入りやすい状況になります。

道路という外の世界と家に境界をつくる役割を担うのが明堂です。

そのため、玄関と道路の間に庭やアプローチを設けて距離をつくる工夫が必要になります。

明堂として駐車場にするのは良くない

「庭やアプローチを設けるよりも駐車場を設けたい」

と考える方も少なくはないでしょう。

しかし、明堂の本質は「気を練るための空間」です。

駐車場のように、何かを行なう場所は明堂にはならないです。

例えば、神社の入り口をイメージしてみてください。

道路に面しているのは鳥居で、そこから参道を通って本殿にたどり着くよう設計されています。

もし神社の本殿が道路に面していたら、どうでしょうか。「神聖な気持ちでお参りしにくい」と感じる方のほうが圧倒的に多いはずです。

良い気の流れをつくるよう、神社も設計されているはずです。

明堂は気を練るための空間であると考え、何かをする場所をあてがわないようにしてください。

是非、明堂の考え方を取り入れて、幸せな家づくりを実現してみてください。

最後に、「伴天風水」についてご紹介します。

伴天風水とは

伴天風水とは風水統計家である私、山根維随が長年にわたり研究を重ね、統計学を基に辿り着いた「究極の風水」です。

施主様(オーナー様)の幸せな暮らしを実現する為、いにしえより脈々と伝わる「風水設計」を取り入れた家づくりを提唱しています。

まず、施主様(オーナー様)の選ばれた土地に赴き鑑定します。

そして、間取りやプランニングも風水統計家である私が自ら提案します。

とても厳密な「風水設計」を行う為、最近では年間25棟迄に限定して「完全無添加」の注文住宅を建てています。

そこまで徹底して、「風水」と「無添加」にこだわった家づくりをするので、実際に住まわれたご家族からの「幸せの報告」が後を絶たないのも事実です。


詳しく「風水設計でつくる無添加素材の家」についてお聞きしたい方には、無料セミナーもご用意しております。

お問い合わせは、下記よりお申込みください。

「風水セミナー希望」とご記入いただければこちらから、連絡させていただきます。

https://www.mokumoku-mura.com/lp_fengshui/

この記事の執筆者

山根 一純

もくもく村創始者
NPO法人 幸せな家づくり
研究会理事長

山根 一純やまね いずみ

昭和60年4月、環境保全業を立ち上げると、日本でも住環境が注目されるようになり、私は意を決して「もくもく村」を創設しました。健康な生活は住まいからという信念で、当時問題となっていた「シックハウス症候群」を一切排除しようと立ち上がったのです。

元来、日本には春、夏、秋、冬という季節に合わせた先人たちの住まいの工夫がありました。今では生活が便利さを追求するあまり、私たちの身の回りには化学物質があふれ、かつてはなかったような病気に悩まされています。それは私たちの生活の基盤である「住まい」にまで及んでいます。

新築、リフォーム、転居などで、住宅に使用されるホルムアルデヒドなどの化学物質によって引き起こされるアレルギー症状が、今でも私たち、子どもたちを脅かしています。安価で便利な化学物質を使用した工業製品による健康被害をどう解決していくべきかという問題は深刻なのです。

私は、日本の四季に合った、住まう地域に合わせた先人たちの住まいの知恵を取り入れた家づくりに注目しました。森に囲まれた自然環境と暮らしの展示場「もくもく村」を開設したのは、私のそんな思いからなのです。

ご来村された皆さんに、「健康で幸せな家族」になるためには「安心できる家」があってこそ、という思いを共有していただきたいからです。そのために、行っているのが有害な化学物質を一切排除し、工務店では不可能に近いといわれる「完全無添加住宅」のご提案です。

風水デザイン設計で細部までこだわるゆえに、柱の数の多さは、他社と比べてはるかに多い。どこまでも妥協しない家づくりです。住む家族みんなが自然素材の持つエネルギーにつつまれて、心身そのものが本来の健やかさを取り戻します。

さらに「水や木にも心が宿る」言霊を信じている私にとって、住まうご家族のことを思う心を一本一本、新築の木々に念願することによってご家族をお守りすることができることを強く信じております。

このことは科学的根拠という領域をはるかに超えた、哲学的な直観領域です。その直感力を高めてくれるのが「私たちはおおいなる命の循環の中に在る」ということを常に感じさせてくれるこの地の大自然です。

「もくもく村」は、大地の匂いのする家づくりを皆様にご体感していただける唯一の森の中の総合展示場となっています。