山根一純の「伴天風水」デザインで
たてる住宅

生命エネルギーとは、いったいどんなもの? 

2022年11月04日

「伴天風水」創設者の山根維随です。

前回は、「生命エネルギー理論を取り入れて土壌改良した「もくもく村」について書きました。

以前、「もくもく村」の土地を改良するために炭を埋めたと書きましたが、これは炭を土中に入れることでエネルギー改良をする方法を開発した楢崎皐月博士の手法「いやしろ地改良」理論を実践したものです。

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生命エネルギーとは、どんなもの? 

その後、佐藤政二氏が提唱された生体エネルギー理論も採用しました。

聞きなれない言葉かもしれませんが、「生命エネルギー」とは、もともとは連鎖障害をなんとかしたいというところから生まれたものです。

30年以上前、農業を営む中で連鎖に起因する何らかの理由により、次第に生育不良となっていく現象である連鎖障害に悩んだ佐藤氏がそれを何とかできないかと考えたのが始まりです。

その後、佐藤氏は「土には目に見えない情報エネルギーが存在するのではないか」という考えに至り、見事にその理論を土に応用し、連鎖障害を克服されたのです。

この生体エネルギー理論は土壌改良だけではなく、様々な分野で行けるのではないかと言われるようになりました。

例えば人間では生まれた時が最もエネルギーが高く、年を経るごとに低くなっていきます。

生命エネルギーが低くなると、免疫力が低下します。当然、老化が進むなどの影響も出てきます。
しかし生命エネルギーが高い環境であれば、マイナス要因を打ち返すパワーがあるため、免疫力が高くなります。

免疫力が高ければ病気にもかかりにくくなります。もし、かかったとしても回復力が高いため早く治ります。
では私たちがその生命エネルギーを自分の体に取り込むのにはどうしたらいいのでしょうか?

手っ取り早いのはエネルギーが高い物質のそばに行く、エネルギーの高い食物や薬草を食べる事です。
生命エネルギーの高い物質は強いエネルギーを放射しています。
そしてそのエネルギーが伝わっていき、周囲の環境を改善していくのです。

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わかりやすいのが宝石箱です。

例えばダイヤモンド、翡翠、エメラルド、これらの宝石にカビは生えますか?
生えませんね。ホコリもつきません。なぜなら生命エネルギーのパワーが強いからです。

宝石類はすごいパワーを秘めています。
ですから古来から、人間はその強いパワーを得ようと宝石を身につけ、特別なものとして重宝していたのです。

生命エネルギーを込めて立つ「新月伐採」の御柱

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エネルギーが改善したといっても目に見えない為、なかなか納得できるものではありません。
しかし実はそれを、測定する方法があります。その地の磁力を測るのです。

磁力の単位はガウスです。(最近はテラスに変わっています)

これで普通の平均的な土地を測定すると、だいたい300ミリガウス付近の値を示します。それが良い土地、つまり、いやしろ地であれば400~600ミリガウスの値になり、逆に穢れ地では50~200ミリガウスの値になってしまいます。

先日この測定器を使って、もくもく村の磁場を測ってみました。
木を植えた右半分が385ガウスの値を示しました。
この土地が産廃で埋まっていたことを考えると、驚きの数値です。
穢れ地であれば200以下の数値でも当たり前なのに、普通である300ミリガウスを大きく超えてきたのです。

そして興味深いのは、新しく追加した御柱です。
それもただの柱ではなく、新月伐採の御柱

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「新月伐採」とは、神に祈って秋から冬にかけての下弦から新月の時(一週間ほど)に伐採するもので、この時期に伐採すると水もあまり吸っておらず、神の塊がそのまま降りてくると伝えられるものです。

埋め方も特別です。まず 深い穴を掘って地球のエネルギーを吸い上げるために生命エネルギーを込めた土や石を下に入れ、エネルギーがよりスムーズに上がってくるようにしました。

その上に8.5 メートルの 新月伐採の御柱を立てたのです。そこを測定してみたところ、455ミリガウスまで上がりました。

周辺より110ミリガウスも増えた計算になります。
ちなみに御柱を建てたことで、周囲も410ミリガウスぐらいまで上がりました。

御柱のところだけが455ミリガウスまで跳ね上がっています。

良い土地は400ミリガウス以上が目安ですから、産廃まみれの穢れ地が、いやしろ地になったということです。

測定器を使った計測時に注意しないといけないのは、電磁波がある所は値が高くなるということです。そのためビルの中や電柱が近いところは、結構高い値を示します。

もし自分の土地を測りたいという場合には、やはり専門家に依頼した方が間違いがなく安心です。

この記事の執筆者

山根 一純

もくもく村創始者
NPO法人 幸せな家づくり
研究会理事長

山根 一純やまね いずみ

昭和60年4月、環境保全業を立ち上げると、日本でも住環境が注目されるようになり、私は意を決して「もくもく村」を創設しました。健康な生活は住まいからという信念で、当時問題となっていた「シックハウス症候群」を一切排除しようと立ち上がったのです。

元来、日本には春、夏、秋、冬という季節に合わせた先人たちの住まいの工夫がありました。今では生活が便利さを追求するあまり、私たちの身の回りには化学物質があふれ、かつてはなかったような病気に悩まされています。それは私たちの生活の基盤である「住まい」にまで及んでいます。

新築、リフォーム、転居などで、住宅に使用されるホルムアルデヒドなどの化学物質によって引き起こされるアレルギー症状が、今でも私たち、子どもたちを脅かしています。安価で便利な化学物質を使用した工業製品による健康被害をどう解決していくべきかという問題は深刻なのです。

私は、日本の四季に合った、住まう地域に合わせた先人たちの住まいの知恵を取り入れた家づくりに注目しました。森に囲まれた自然環境と暮らしの展示場「もくもく村」を開設したのは、私のそんな思いからなのです。

ご来村された皆さんに、「健康で幸せな家族」になるためには「安心できる家」があってこそ、という思いを共有していただきたいからです。そのために、行っているのが有害な化学物質を一切排除し、工務店では不可能に近いといわれる「完全無添加住宅」のご提案です。

風水デザイン設計で細部までこだわるゆえに、柱の数の多さは、他社と比べてはるかに多い。どこまでも妥協しない家づくりです。住む家族みんなが自然素材の持つエネルギーにつつまれて、心身そのものが本来の健やかさを取り戻します。

さらに「水や木にも心が宿る」言霊を信じている私にとって、住まうご家族のことを思う心を一本一本、新築の木々に念願することによってご家族をお守りすることができることを強く信じております。

このことは科学的根拠という領域をはるかに超えた、哲学的な直観領域です。その直感力を高めてくれるのが「私たちはおおいなる命の循環の中に在る」ということを常に感じさせてくれるこの地の大自然です。

「もくもく村」は、大地の匂いのする家づくりを皆様にご体感していただける唯一の森の中の総合展示場となっています。