山根一純の「伴天風水」デザインで
たてる住宅

家の機能として最も重要なのは「長く家族の生命・財産を守ること

2021年12月17日

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「伴天風水」創設者の山根維随です。

私は近頃、家の軽さというものを感じています。

なんだか、建てられている家が軽いのです。

物質的に軽いということではありませんよ。

家族を包み込む家としての重さを感じないのです。

簡単に言ってしまえば、今建てられている多くの家には安心感も何もない、ということです。

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家の機能で最も重要な事は何?

新しい電化製品を入れれば家事が楽になる。

これは大変良いことですよね。

断熱効果が高い家であれば、いつでも快適に過ごすことができます。

これもいいことですよね。

でも、家の機能として最も重要なのはこれらのことではありません。

長く家族の生命・財産を守ることです。

そのことが後回しにされた家は、家ではありません。

例えばプラスチックをたくさん使った家は、一見安くて綺麗です。

そりゃ、模型じゃないんですから、プラスチックの家なんて誰だって嫌ですよ。

でも、そんな家見たことないですけど・・・・

ここで言うプラスチックはいわゆるプラモデルやペットボトルのようなものだけを指しているわけじゃありません。

石油から作られる有機化合物全般を指しています。

家づくりでもビニールクロスや、塩ビ管などが真っ先に目に着きますが、最も使われているのが接着剤です。

ビニールクロスを貼るのも接着剤ですし、そもそも合板は接着剤で貼り合わせた板です。

また、最近では木片を貼り合わせて柱などの構造材にも使用しています。

これを集成材と言います。

大工の側から言うと、合板や集成材で作る家は楽チンです。

工場でパーツを作って現場で組み立てるため、一ヶ月もあればできてしまいます。

だけど、綺麗であればいいのか、と私は思うのです。

早ければいいのかと。

あなたの建てるのは、プラスチックだらけの家でも綺麗ならばいいですか?

安ければいいですか?

私は家は綺麗なだけじゃダメだと思います。

「本質に根ざした美しいデザインの家」を建てるなら「もくもく村」へご相談ください。

「風水がいい家」はこちら>

この記事の執筆者

山根 一純

もくもく村創始者
NPO法人 幸せな家づくり
研究会理事長

山根 一純やまね いずみ

昭和60年4月、環境保全業を立ち上げると、日本でも住環境が注目されるようになり、私は意を決して「もくもく村」を創設しました。健康な生活は住まいからという信念で、当時問題となっていた「シックハウス症候群」を一切排除しようと立ち上がったのです。

元来、日本には春、夏、秋、冬という季節に合わせた先人たちの住まいの工夫がありました。今では生活が便利さを追求するあまり、私たちの身の回りには化学物質があふれ、かつてはなかったような病気に悩まされています。それは私たちの生活の基盤である「住まい」にまで及んでいます。

新築、リフォーム、転居などで、住宅に使用されるホルムアルデヒドなどの化学物質によって引き起こされるアレルギー症状が、今でも私たち、子どもたちを脅かしています。安価で便利な化学物質を使用した工業製品による健康被害をどう解決していくべきかという問題は深刻なのです。

私は、日本の四季に合った、住まう地域に合わせた先人たちの住まいの知恵を取り入れた家づくりに注目しました。森に囲まれた自然環境と暮らしの展示場「もくもく村」を開設したのは、私のそんな思いからなのです。

ご来村された皆さんに、「健康で幸せな家族」になるためには「安心できる家」があってこそ、という思いを共有していただきたいからです。そのために、行っているのが有害な化学物質を一切排除し、工務店では不可能に近いといわれる「完全無添加住宅」のご提案です。

風水デザイン設計で細部までこだわるゆえに、柱の数の多さは、他社と比べてはるかに多い。どこまでも妥協しない家づくりです。住む家族みんなが自然素材の持つエネルギーにつつまれて、心身そのものが本来の健やかさを取り戻します。

さらに「水や木にも心が宿る」言霊を信じている私にとって、住まうご家族のことを思う心を一本一本、新築の木々に念願することによってご家族をお守りすることができることを強く信じております。

このことは科学的根拠という領域をはるかに超えた、哲学的な直観領域です。その直感力を高めてくれるのが「私たちはおおいなる命の循環の中に在る」ということを常に感じさせてくれるこの地の大自然です。

「もくもく村」は、大地の匂いのする家づくりを皆様にご体感していただける唯一の森の中の総合展示場となっています。