山根一純の「伴天風水」デザインで
たてる住宅

住まいを支える暮らしのデザインにおける7つのポイント

2024年05月21日

「伴天風水」創設者の山根維随です。
住まいを支える暮らしのデザインにおける7つのポイントについて説明します。

暮らしのデザインは、私たちの生活をより快適で豊かなものにするための重要な要素です。

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この概念は、建築、インテリア、空間など多岐にわたります。

また、もくもく村は幸せな暮らしを実現するため、いにしえより脈々と伝わる「風水環境デザイン」を取り入れた家づくりを提唱しています。

以下に、暮らしのデザインに関する7つのポイントをまとめました。

1.暮らしのデザインとは
暮らしのデザインとは、日常生活の質を向上させるための環境や物理的空間の設計および配置を指します。
これは、美学だけでなく、機能性、持続可能性、快適性、そして個々のライフスタイルに適応することを重視しています。

2.空間デザイン
空間デザインは、美学と機能性の両方を重視します。
美学は視覚的な魅力を追求し、色、形、素材、テクスチャなどを用いて空間を魅力的に見せることを目指します。
一方、機能性は空間の使いやすさや効率性を重視し、動線、収納、照明、空調などの実用的な要素を最適化します。

3.インテリアデザイン
・色と素材
色と素材の選定は、空間の雰囲気を決定づける重要な要素です。暖色系の色は居心地の良さを、寒色系の色は落ち着きを与えます。
素材に関しては、自然素材(木材、石、綿、リネンなど)は温かみを感じさせ、金属やガラスなどの人工素材はモダンな印象を与えます。
・レイアウトと家具
家具の配置は、部屋の使いやすさや動線を左右します。
例えば、リビングルームでは、ソファとテレビの位置関係、テーブルの配置が重要です。オープンプランのキッチンは、家族とのコミュニケーションを重視するデザインの一例です。

4.照明デザイン
照明は、空間の機能性と雰囲気を大きく左右します。自然光を最大限に取り入れることは、健康にも良い影響を与えます。
人工照明では、タスクライト、アンビエントライト、アクセントライトのバランスが重要です。
例えば、読書には明るいタスクライトが必要ですが、リラックスするための部屋には柔らかなアンビエントライトが適しています。

5.エコデザインと持続可能性
・エネルギー効率
エコデザインは、エネルギー効率を高め、環境への負荷を減らすことを目的としています。
断熱材の使用やエネルギー効率の高い家電製品の導入、太陽光発電システムの設置などがその一例です。
・資源の再利用
持続可能なデザインは、資源の再利用やリサイクルを重視します。
リサイクル可能な素材を使った家具や建材、雨水の再利用システムなどが含まれます。

6.バリアフリーデザイン
高齢者や障害者が安全かつ快適に生活できるよう、バリアフリー設計も重要です。
例えば、段差のない床、広い廊下、手すりの設置、視覚的なガイドラインなどがあります。

7.コミュニティデザイン
暮らしのデザインは、個々の住宅だけでなく、コミュニティ全体にも関わります。
公共空間のデザインや、近隣との調和を図る建築計画など、地域全体の暮らしを豊かにするための取り組みも含まれます。

未来の暮らしのデザインは、テクノロジーの進化とともに大きく変わるでしょう。

さまざまな進化により、さらに便利で快適な生活が実現します。

また、環境問題への対応がますます重要となり、持続可能なデザインの需要も高まるでしょう。

暮らしのデザインは、私たちの日常生活を支える重要な要素です。

美しさと機能性を両立させ、個々のライフスタイルに適応するデザインは、心身の健康や幸福感に大きく寄与します。

エコデザインや技術の導入により、持続可能で快適な生活が実現するでしょう。

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未来の暮らしのデザインは、テクノロジーの進化とともにさらに進化し、私たちの生活をより豊かにしていくことが期待されます。

暮らしのデザインに関するこの説明が、あなたの住まいを支えるためのヒントとなることを願っています。

もくもく村では、「完全無添加×宮大工の技術」も取り入れているため、家族が豊かに暮らせる空間デザインを創出することができます。

すべての部屋で無添加の漆喰を使用し安全な「完全無添加」で、お客様が「健康で長生きできる」家を作り上げています。

以上が住まいを支える暮らしのデザインにおける7つのポイントになります。

もっと詳しくお知りになりたい方は、もくもく村のモデルハウスの見学会にご参加ください。

https://www.mokumoku-mura.com/reservation/

この記事の執筆者

山根 一純

もくもく村創始者
NPO法人 幸せな家づくり
研究会理事長

山根 一純やまね いずみ

昭和60年4月、環境保全業を立ち上げると、日本でも住環境が注目されるようになり、私は意を決して「もくもく村」を創設しました。健康な生活は住まいからという信念で、当時問題となっていた「シックハウス症候群」を一切排除しようと立ち上がったのです。

元来、日本には春、夏、秋、冬という季節に合わせた先人たちの住まいの工夫がありました。今では生活が便利さを追求するあまり、私たちの身の回りには化学物質があふれ、かつてはなかったような病気に悩まされています。それは私たちの生活の基盤である「住まい」にまで及んでいます。

新築、リフォーム、転居などで、住宅に使用されるホルムアルデヒドなどの化学物質によって引き起こされるアレルギー症状が、今でも私たち、子どもたちを脅かしています。安価で便利な化学物質を使用した工業製品による健康被害をどう解決していくべきかという問題は深刻なのです。

私は、日本の四季に合った、住まう地域に合わせた先人たちの住まいの知恵を取り入れた家づくりに注目しました。森に囲まれた自然環境と暮らしの展示場「もくもく村」を開設したのは、私のそんな思いからなのです。

ご来村された皆さんに、「健康で幸せな家族」になるためには「安心できる家」があってこそ、という思いを共有していただきたいからです。そのために、行っているのが有害な化学物質を一切排除し、工務店では不可能に近いといわれる「完全無添加住宅」のご提案です。

風水デザイン設計で細部までこだわるゆえに、柱の数の多さは、他社と比べてはるかに多い。どこまでも妥協しない家づくりです。住む家族みんなが自然素材の持つエネルギーにつつまれて、心身そのものが本来の健やかさを取り戻します。

さらに「水や木にも心が宿る」言霊を信じている私にとって、住まうご家族のことを思う心を一本一本、新築の木々に念願することによってご家族をお守りすることができることを強く信じております。

このことは科学的根拠という領域をはるかに超えた、哲学的な直観領域です。その直感力を高めてくれるのが「私たちはおおいなる命の循環の中に在る」ということを常に感じさせてくれるこの地の大自然です。

「もくもく村」は、大地の匂いのする家づくりを皆様にご体感していただける唯一の森の中の総合展示場となっています。