山根一純の「伴天風水」デザインで
たてる住宅

「無添加」×「漆喰」を掛け合わせた家の5つの特徴

2024年06月09日

「伴天風水」創設者の山根維随です。
「無添加」×「漆喰」を掛け合わせた家の5つの特徴について説明します。

無添加と漆喰を掛け合わせた家は、自然素材をふんだんに使い、健康的で快適な住環境を提供することを目的としています。
以下に、無添加と漆喰を掛け合わせた家の特徴を5点まとめました。

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1.自然素材の魅力と健康への配慮

◆無添加素材の特徴
無添加素材とは、化学薬品や合成樹脂などの人工的な添加物を使用しない素材を指します。
これらの素材は、健康や環境に配慮した住まい作りにおいて重要な役割を果たします。
・健康への配慮:無添加素材はシックハウス症候群の原因となる有害物質を含まないため、室内空気の質を保ち、アレルギーや呼吸器系の疾患を予防します。
・環境への配慮:自然素材を使用することで、製造過程や廃棄時においても環境負荷が少なく、持続可能な社会に貢献します。

◆漆喰の特徴
漆喰は、石灰を主成分とする自然素材であり、古くから建築材料として使用されてきました。
無添加素材と同様に、健康や環境に優れた特性を持っています。
・調湿性:漆喰は優れた調湿機能を持ち、室内の湿度を適切に保つことができます。
これにより、カビの発生を防ぎ、快適な室内環境を維持します。
・抗菌作用:漆喰には天然の抗菌作用があり、カビや細菌の繁殖を抑える効果があります。
これにより、室内の空気を清潔に保つことができます。
・耐火性:漆喰は耐火性が高く、火災時にも安全です。無添加素材と組み合わせることで、
さらに安全性の高い住まいを実現します。

2.快適な住環境の実現

◆調湿効果による快適性
無添加素材と漆喰の組み合わせは、調湿効果に優れています。
これにより、夏は湿気を吸収し、冬は湿気を放出することで、年間を通じて快適な室内環境を保ちます。
・夏の快適性:高温多湿の夏には、漆喰が湿気を吸収することで、室内の湿度を低く保ちます。
これにより、エアコンの効率が向上し、冷房費を削減できます。
・冬の快適性:乾燥しがちな冬には、漆喰が蓄えた湿気を放出し、室内の乾燥を防ぎます。
これにより、加湿器の使用頻度が減り、電気代の節約にもつながります。

◆空気の質の向上
無添加素材と漆喰の組み合わせは、室内空気の質を向上させます。
これにより、家族全員が健康に過ごせる環境を提供します。
・VOCの低減:無添加素材は揮発性有機化合物(VOC)を含まないため、室内空気中の有害物質を低減します。
これにより、頭痛や目のかゆみ、アレルギー症状の軽減が期待できます。
・清潔な空気:漆喰の抗菌作用により、カビや細菌の繁殖を抑え、清潔な空気を保ちます。
これにより、アレルギーや喘息などの健康リスクを減らします。

3.環境への配慮と持続可能性

◆持続可能な素材の使用
無添加素材と漆喰は、持続可能な資源を使用しており、環境への負荷が少ないです。
これにより、エコロジカルな住まい作りを実現します。
・再生可能資源の使用:無添加素材や漆喰は、再生可能な資源を使用しています。
これにより、森林破壊を防ぎ、自然環境の保護に貢献します。
・低エネルギー製造:これらの素材は製造過程においてもエネルギー消費が少なく、環境負荷を低減します。

◆廃棄時の環境負荷の低減
無添加素材と漆喰は、廃棄時にも環境への負荷が少ないです。
これにより、サステナブルなライフサイクルを実現します。
・自然分解:無添加素材や漆喰は自然に分解されるため、廃棄後の環境負荷が少ないです。
これにより、廃棄物問題の軽減に寄与します。
・リサイクルのしやすさ:これらの素材はリサイクルが容易であり、再利用することで資源の有効活用が可能です。

4.デザイン性と美観

◆自然素材の美しさ
無添加素材と漆喰は、その自然な風合いと美しさが特徴です。
これにより、温かみのある居心地の良い空間を作り出します。
・自然な風合い:無添加素材は、木の節や木目がそのまま生かされるため、自然な風合いが楽しめます。
漆喰もまた、手作業で仕上げられるため、一つ一つ異なる表情を持ちます。
・経年変化:これらの素材は、時間が経つにつれて味わいが深まり、住まいに風格を与えます。

◆多様なデザインの可能性
無添加素材と漆喰は、多様なデザインに対応できる素材です。
これにより、個性的で魅力的な住まいを実現します。
・和風からモダンまで:これらの素材は、和風建築からモダンなデザインまで、幅広いスタイルに対応できます。
例えば、和室の床に無垢材を使用し、壁には漆喰を塗ることで、伝統的な和の雰囲気を演出できます。
・カスタマイズの自由度:無添加素材や漆喰は、加工がしやすいため、カスタマイズの自由度が高いです。
これにより、オリジナリティあふれる住まいを作ることができます。

5.耐久性とメンテナンス

◆耐久性の高さ
無添加素材と漆喰は、耐久性が高く、長寿命な住まいを実現します。
適切なメンテナンスを行うことで、世代を超えて住み続けることができます。
・無垢材の強度:無垢材は強度と耐久性に優れており、適切なケアを行えば数十年、場合によっては数百年の使用に耐えます。
・漆喰の耐久性:漆喰もまた、適切に施工されれば数十年の耐久性を持ちます。
定期的なメンテナンスにより、美しさと機能を長期間保つことができます。

◆メンテナンスの容易さ
無添加素材と漆喰は、メンテナンスが比較的容易です。
これにより、長期にわたって快適な住環境を維持できます。
・清掃の簡便さ:漆喰は表面が滑らかで汚れがつきにくいため、日常の掃除が簡単です。
無添加素材もまた、適切なケアを行うことで、美しさを保つことができます。
・修復のしやすさ:これらの素材は、傷や汚れが発生しても比較的容易に修復可能です。
例えば、漆喰壁のひび割れは簡単に補修でき、無垢材の表面は再研磨することで新品同様の状態に戻せます。

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無添加と漆喰を掛け合わせた家は、自然素材の魅力と多くの優れた特性を持ち、健康的で快適な住環境を提供します。
調湿効果や抗菌作用により、室内空気の質を向上させ、エコロジカルでサステナブルな住まいを実現します。
また、デザイン性や耐久性、メンテナンスのしやすさなど、多くのメリットがあり、長期的に見て非常に魅力的な選択肢です。
このような家を選ぶことで、自然と調和した豊かな暮らしを実現できるでしょう。

以上が「無添加」×「漆喰」を掛け合わせた家の5つの特徴になります。

もっと詳しくお知りになりたい方は、もくもく村のモデルハウスの見学会にご参加ください。

https://www.mokumoku-mura.com/reservation/

この記事の執筆者

山根 一純

もくもく村創始者
NPO法人 幸せな家づくり
研究会理事長

山根 一純やまね いずみ

昭和60年4月、環境保全業を立ち上げると、日本でも住環境が注目されるようになり、私は意を決して「もくもく村」を創設しました。健康な生活は住まいからという信念で、当時問題となっていた「シックハウス症候群」を一切排除しようと立ち上がったのです。

元来、日本には春、夏、秋、冬という季節に合わせた先人たちの住まいの工夫がありました。今では生活が便利さを追求するあまり、私たちの身の回りには化学物質があふれ、かつてはなかったような病気に悩まされています。それは私たちの生活の基盤である「住まい」にまで及んでいます。

新築、リフォーム、転居などで、住宅に使用されるホルムアルデヒドなどの化学物質によって引き起こされるアレルギー症状が、今でも私たち、子どもたちを脅かしています。安価で便利な化学物質を使用した工業製品による健康被害をどう解決していくべきかという問題は深刻なのです。

私は、日本の四季に合った、住まう地域に合わせた先人たちの住まいの知恵を取り入れた家づくりに注目しました。森に囲まれた自然環境と暮らしの展示場「もくもく村」を開設したのは、私のそんな思いからなのです。

ご来村された皆さんに、「健康で幸せな家族」になるためには「安心できる家」があってこそ、という思いを共有していただきたいからです。そのために、行っているのが有害な化学物質を一切排除し、工務店では不可能に近いといわれる「完全無添加住宅」のご提案です。

風水デザイン設計で細部までこだわるゆえに、柱の数の多さは、他社と比べてはるかに多い。どこまでも妥協しない家づくりです。住む家族みんなが自然素材の持つエネルギーにつつまれて、心身そのものが本来の健やかさを取り戻します。

さらに「水や木にも心が宿る」言霊を信じている私にとって、住まうご家族のことを思う心を一本一本、新築の木々に念願することによってご家族をお守りすることができることを強く信じております。

このことは科学的根拠という領域をはるかに超えた、哲学的な直観領域です。その直感力を高めてくれるのが「私たちはおおいなる命の循環の中に在る」ということを常に感じさせてくれるこの地の大自然です。

「もくもく村」は、大地の匂いのする家づくりを皆様にご体感していただける唯一の森の中の総合展示場となっています。